松岡茉優主演ドラマ10「水族館ガール」は面白いけど低視聴率？

2016/08/02 2017/09/15

NHKドラマ10で放送中の「水族館ガール」知ってますか？

商社勤務の女性（ドジな？）が、上司の軽い陰謀によって系列の水族館に飛ばされ、いきなりイルカの飼育員として働く事になります。

水族館の舞台裏、想像以上にハードな職場がしっかり描かれている気がします。

NHKドラマ10、面白いのに視聴率5%！？

NHK総合で放送中の「水族館ガール」が凄く面白いです。民放でたまにある時代錯誤はなはだしいドラマとは一線を画する内容です。

時間の流れ方がとてもしっくりくるドラマで、一つ一つの小さなエピソードが、ヒロインの中に取り込まれて行く感じが見ていて心地いい。

となればヒロイン嶋由香を演じる、松岡茉優さんの腰の入った演技が自然と見所になって来ます。

現代的視点は、過剰な演出や設定に頼らず素直に物語の面白さを伝えてくれます。そして必要以上に水族館やそこで活躍する愛らしいイルカ推しの展開に終始しない所がまた憎い。

物語はサクサク展開しますが、社会人目線で思わず共感したくなるエピソードの連続で素直に楽しめます、というか身につまされますｗ

自分だったらこの難局を乗り越えられるだろうか？ハラハラ、ビクビクしつつですが。

＿それにしても。

こんなに見応えのあるドラマの視聴率が5%前後（4.1～6.0%）とは驚です。世間的に見れば非常に認知度の低いドラマという位置づけです。

ドラマ10は、朝ドラや大河に随分と差を付けられてしまった感じなんですね。見る人を選ぶ内容なのかな？

民放ドラマでも視聴率5%は珍しくない。そしてそれらが必ずしもつまらない、という訳でもない。

ドラマも一昔前より題材が多様化しているので、見る側と創る側の質が一致して5%なら悲観する必要はないのかもしれないです。

朝ドラの1/4程度の視聴率だったとしても、物語の見応えに遜色ありません。ネットの普及で、視聴率の外側の視聴者も相当数いるはずです。

「はまかぜ水族館」の看板イルカC1の様態が悪化し、そのまま死んでしまいました。※4話の展開です。

伝説？のC1ジャンプ完成間近の出来事でした。「水族館ガール」は全7話構成ということで、最後はC1が無事復活して由香と共に水族館を盛り上げ、サメ男こと梶（桐谷健太）との恋もハッピーエンド、、、そんな筋書きを想像していました。

物語は意外な方向に展開です。

5話では由香はイルカの飼育員から総務に異動になります。そして水族館の目玉企画を担当するなど裏方に廻ります。

少しイルカとの距離をおいて、水族館の運営を学ぶことに。これを機に「はまかぜ水族館」の存在意義についてより深く考える由香の新たな挑戦が始まりました。

残り2話でイルカトレーナーへの夢がどのように回収されるのか楽しみ、というより心配です。

残されたイルカ達の中から、”C1ジャンプ”を受け継ぐモノが現れるのではないかと密かに期待しています。

第6話の放送はリオ五輪を挟んで、8月26日との事。最終回の7話は、9月2日に74分拡大版で放送される予定です。

残念ながら「NHKオンデマンド」の無料放送枠に「水族館ガール」はありませんでした。1話あたり216円で単品購入するか、月額972円の「見逃し見放題パック」を契約する方法があります、、、。

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