火災保険 値上げの仕組み?ミヤネ屋の”保険見直し”が分かりやすかった!
2017/09/14
ミヤネ屋で火災保険の値上げについて取り上げていました。
まず保険料が全国平均で3.5%アップしますよ_という前提での話。
今年の10月から火災保険の制度が大幅にかわります。一番のポイントは長期36年契約がなくなるという点です。
10月以降は長期契約において、補償は変わらないのに支払う保険料が15万円程度高くなる可能性があります。
なぜか?
長期契約プラン廃止?
火災保険は年契約(年更新)より、36年契約一括支払いが断然お得でした。どれくらいお得だったかというと、契約期間36年のうち約11年間分が割引き状態だったのです。
(※年契約で36回更新した場合と比較して;;)
- 1年更新:108万円 (年額30,000円×36年)
- 36年契約:74万4120円(年額20,640円×36年)
一括で74万円用意するのは大変ですが、後々の事を考えれば申し分ない契約でした。
それが10月以降は長期契約が廃止され、最長で10年契約までと保険制度が改正されます。
仮に新制度で火災保険を長期契約(36年)するとどうなるか?
(※住宅ローンとセットで組む場合、35年契約?)
36年契約=10年+10年+10年+6年、
という更新が最善だと思われます。この場合、保険料の支払総額は約89万円です。
従来ほどのメリットはありません。
現行の36年契約の保険料が約74万円なので、新制度では15万円も支払いが増えることに。これは美味しくない話ですよね。
ミヤネ屋ではこういった損失を未然に防ぐために、10月までに火災保険の見直しをしましょうとファイナンシャルプランナーさんを交えて力説していました。
宮根誠司:「今日ミヤネ屋みてた奥さん、エライ得したんちゃいます?」
_と言ったとか言わなかったとかw
我が家はそれでも年更新ですけどねw
長期契約を見据えるのであれば、現在契約中の火災保険を一度解約して10月以前に36年契約の長期契約に切り替えましょう_という事です。
すでに長期契約だった場合でも満期を待たずに一度解約して、再度36年契約に入るほうが明らかにお得になるそうです!そりゃあ、そうだ^^;
近年の自然災害の増加で保険会社の経営が圧迫され、従来のプランの継続が困難になってきたということでしょうか。
火災保険は、落雷・破裂・爆発・風災・雹災・雪災が基本的な補償となりますが、近年は水災を付ける方が急増しています。多発するゲリラ豪雨の被害は予測が難しく、個々の補償も大変ですよね。
耐火構造による保険料の違い?
木造構造(一軒家)の場合、耐火構造じゃないと保険料がアップするという話も出ました。あと地域(立地)によっても保険料は変わります。
台風の通り道だと保険料アップなど、シビアです;;
損害保険各社が来年秋にも実施する一般家庭向けの地震保険料の値上げ幅ですが、全国平均で19%アップの見通しです。庶民の家計を圧迫するレベルです。
長期契約に限らず、現状の保険内容に無駄がないか今一度確認して置くべきです。放っておくと大変な事になりかねませんね;;
火災保険は生命保険と違って、未経過期間の保険料は返還される仕組みです。途中解約のリスクが極めて低いのをご存知でしょうか?
それどころか中途解約した契約者に払い戻す保険料には、運用利回りが加味されるため、割り増しで保険料が戻る例も多かったのです。長期契約では特別顕著だったでしょう。
しかしそんな時代はとっくに終わっています。
火災保険の意外な特約
火災保険の盲点ともいえる、もらい火の補償ですが基本全額自己負担です。火元の家人に対して有効な損害賠償請求ができないという法律の定めがあります;;
※放火などはもちろん別です。
火災保険は個人賠償責任保険とセットで加入するのがオススメなんだとか。
- 飼い犬が他人を噛んだ
- 自転車で他人を怪我させてしまった
- 陳列している商品を子供が壊してしまった
まさか_と思うかもしれませんが、上記のような不意の損害に対しても補償を受ける事が出来るそうです。(※補償されないケースもある。)
あなたの保険内容はどうですか?
どっかで損してませんか?って話でした^^
きたる10月に向けて保険プランに無駄がないかチェックしてみて下さいってお話でした。
現在の火災保険の補償内容をよく把握せずに加入している場合に見直し・比較をすることで、保険料はそのままに補償内容が充実したり 不要な補償を外すことで保険料を大幅に減らせる事があります。
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※長期契約では一部付帯できない特約が存在します。
※保険料の金額などはミヤネ屋で紹介された一般的事例をそのまま引用しています。詳しくは、無料で請求出来る資料などでご検討下さい。
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