ノンアルコール甘酒(米麹熟成)を試してみた!人気の秘密や冷え性に効く飲み方を紹介します!
2017/09/15
健康志向の女性達の間で甘酒が流行っていると聞いて、密かに気になっていました。
大人になってからは、甘酒を敢えて手に取る機会が随分減っていた気がします。
今回試したのは、酒粕ベースじゃない米麹熟成の甘酒です。
※2016年モンドセレクション金賞&iTQi最優秀味覚賞受賞蔵(遠藤酒造場)の甘酒(900ml)を頂いたので、その感想を驚きと共にレビューします。
米麹の甘酒は強烈に甘いぞ!
お腹が減っていたので、コップに注いだ甘酒150ml程度をグビグビやったワケです。
その瞬間、味に違和感を覚え”ウゲ”ってなりました。
とにかく濃厚で超甘い、砂糖を使わず米麹だけでここまで甘くなるとは驚きです。
そしてアルコールがまったく感じられませんでした。私の知っている甘酒とは似て非なる飲み物だと感じました。
調べてみると、私が子供の頃たまに飲んでいた甘酒は、婆ちゃんが酒粕を水と砂糖で煮詰めたモノだったようです。一般的に甘酒といえば、こちらを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
米麹でつくった甘酒に砂糖は一切入っていません。それなのに酒粕の甘酒と同等かそれ以上に甘い。
これは酒米の熟成過程で、デンプン質が麹菌に分解されブドウ糖に変化するからなんだって。
とにかく甘みの質に驚かされます。
空きっ腹に流し込んだせいか、体が火照ってジンワリ汗ばむレベルです。甘酒(米麹)が「飲む点滴」と例えられる理由をちょっと体感出来たような気がしました。
…これはエネルギッシュな飲み物だと。
日頃飲み慣れないせいもあって、1杯目は「ガツン」と来ましたね;;
アレです、お風呂で軽くのぼせてしまったような感覚w
甘酒が健康にいいと注目された理由?
米麹の甘酒は、アルコールゼロで低カロリーです。日々の美容や健康維持に常備する人が急増しています。
飲料メーカーもここぞとばかりに、米麹甘酒の販売に乗り出しています。この流れはしばらく続きそうです_。
今回私が頂いた「造り酒屋の甘酒」も、原材料は酒米と米麹のみでした。塩や保存料の類は一切含まれません。
酒粕の甘酒も栄養面でとても優れています。ただ美容や体調管理という部分でチョイスするなら、砂糖だったりアルコール分は気になる所です。
甘酒には、ビタミンB群、食物繊維、必須アミノ酸、ブドウ糖、葉酸_などが含まれます。この栄養バランスが点滴の成分に近く、適量飲んだだけで体が元気になる「飲む点滴」などと言われる所以です。。
甘酒を飲んだらお腹が緩くなった!?
米麹甘酒150ml程度を初めて飲んだ翌日、お腹が少し緩くなりました。下痢になったワケでありませんが、普段の半分くらいの硬さのうんちが出ました。
にゅる~っと。
食物繊維が豊富な飲み物なので、好転反応が出たのかもしれません。
好転反応とは、体内の有毒物質が排出されたり、血液のリンパの流れが活発になった時に起こる症状だと言われています。
一般的に漢方(健康食品)などを利用した場合に、初期に起こる症状全般を指します。
その後、胃腸の調子は好調をキープしています。
それと最近気になっていた、背中の肩甲骨部分の肌荒れが一時的に改善されました。ただ甘酒を飲むのを止めて暫くすると、またガサついて来ました;;
甘酒の美肌効果についてですが、十分ありえる話ではないでしょうか?
だってそれに値するだけの栄養素を体内に取り込んでいるわけですから_。
冷え性や風邪予防に最適な甘酒レシピ!
これからの寒い季節、冷え性や風邪にかかりやすい人の体調管理にも甘酒はオススメ出来ます!
まず体を温める飲み物の代表に”生姜湯”があります。そして何を隠そう甘酒にも体を温め、冷え性を予防する効果があるんです。
先程、米麹の甘酒の甘みはブドウ糖によるものだと言いました。ブドウ糖は体温を保ち代謝を活発にする働きがあります。
人間にとって直球な栄養源なんですw
そんな事からも、甘酒と生姜を組み合わせたレシピがネットにたくさん上がっています。
甘酒生姜を作る場合、生姜は生(すりおろし)でも大丈夫です。ただ体を温める事を一番に考えるなら、乾燥生姜(蒸し生姜)がおすすめです。
この辺の詳しいことは、「ショウガオール」_で検索して見て下さい。
生姜は生より一度熱を加えてから使う方が温め効果が高いという事が分かります。
結論としては、生姜は一度レンジでチンしてから、甘酒に入れる。これが面倒くさいと感じる人は、先程も言ったように乾燥生姜を常備しておくといいと思います。
みらいのしょうが 九州産 黄金&熟成黒しょうが粉末(生姜粉末)ブランド黄金生姜使用 価格:1,490円 |
甘酒を継続する場合のコストは?
比較的短い期間で、甘酒が健康に良い事は実感できました。
ただ飲み続ける場合、コスト(費用)が気になります。
今回私が試した「造り酒屋の甘酒(900ml)」の価格は、税込 972円でした。1日100~200ml飲むとして、大雑把に計算すると1ヶ月3,300円~6,600円程度のお金がかかります。
それでも嗜好品としての味わい、並びに健康効果が望める飲料にしてはお手頃かもしれません。
例え継続しない場合でも、その効果を一度体感して置くことで、困った時だけ活用するという付き合い方もありだと思いました。
※甘酒を炭酸で割ると美味しい、そんなレビューがあったので今度やってみたい!