シャーロット・ケイト・フォックスのセリフ(台本)の覚え方が凄いっす!
2017/09/04
NHK総合で「 ワタシただいま冒険中!!「マッサン」ヒロイン秘密の舞台裏~ 」っていう番組が放送されていました。
※タイトル間違ってるかも;;
「マッサン」でエリー役のオーディションを受けるまで、来日経験が”0″だったシャーロット・ケイト・フォックスさん。
当時、日本語はまったく話せない状態での来日でした。
それでも表情の豊かさや、演技力の高さは他のオーディション参加者を圧倒していたそうです。
セリフに対する理解力の速さや、製作陣の意図を察する勘の良さをオーディションの段階から発揮します。
シャロやんの超人的な日本語学習法
こちらはシャーロットさんのセリフ暗記ノートです。
彼女は1週間分のセリフを3日間かけて覚えるそうです。赤丸で囲んだ部分に3つのチェックボックスがあります。
シーンごとにチェックボックスを設けて、覚えるとチェックを入れて次のシーンに進みます。この作業を繰り返し、1週間分のセリフの暗記を3回繰り返し、3日間かけて自分の物にして行くのです。
この労力には絶句ですね。
日本語の文法に合わせた”クレイジー英語”とは?
エリーの台本はこのように、「日本語訳」、「ローマ字訳」、「英訳」が同時に行われます。
この台本では、リアルタイムで日本語を覚えながら演技をするシャーロットさんの為に特別な工夫がしてあります。
英語訳が文法無視で日本語のセリフに則した並び方になっているのですw
たとえばですが_
「 愛してる、あなたのことを、政春のお母さんは 」_日本人の我々にはクレイジーな文法ですよね。シャーロットさんの台本の英訳はまさにコレなんです!
セリフの流れと意味を一致させる為の苦肉の策なんだと思います。頭がよく表現力に長けた彼女だからこそ成立しているやり方ではないでしょうか。
さらに、ローマ字訳に対しては単語ごとに英訳がふられてもいます。読み方や意味を一致させながら同時に演技しているわけです。
撮影に追われるシャーロットさんですが、1週間分の撮影が終わって手書きのセリフノートに大きくバツをつける瞬間ようやく「ほっと」_するそうです。しかしまた次の台本が届けられます、、、
中学生の頃、英単語一つ覚えるのにどれほど苦労したことか;;
日本人は勤勉とよく言われますが、シャーロットさんの努力には敵いませんね。
鴨居の大将・堤真一の話題になると照れだすシャロやん
“シャロやん”というのは、現場の仲間(俳優・スタッフ?)たちのシャーロットさんの呼び方です。
番組スタッフが、食事中のシャーロットさんに「堤真一さん、かっこいいよね!」_と話題を振る場面。尋常じゃないほど照れまくる姿がとても可愛らしかったな~エリーまんまやないかいと思いました。
堤真一さんと共演シーンで、NGを連発した際には両手で顔を覆って、小さな声で「ピン子さんには言わないでね」_って、なかなかの茶目っ気も披露していました。
シャーロットさんのNGを明るく励ます、鴨居の大将マジでカッコ良かったです。
過去記事でシャーロットさんの日本語力は、すでにエリーを大きく上回ってしまった_という見解の記事を書きましたが見当違いだったかもしれません。
そんな簡単なもんじゃないですね;;
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