朝ドラ「とと姉ちゃん」ネタバレ記事の謎と書き方?
2017/09/15
今回は朝ドラ・ネタバレ記事の書き方をちょこっと解説というか検証してみたいと思います。
トレンド系ブログが朝ドラネタを扱う理由はズバリ!アクセスが集め易いからです。当ブログも然りで、アクセス上位には朝ドラ関連の記事がチラホラ見受けられます。
ブログを書く最大の目的が広告収入ならば、外せないジャンル、美味しいネタと言って差し支えありません。
もちろん純粋に朝ドラが好きで、日々感想など綴っている方もいるでしょう。良し悪しは問いませんし語れませんが、ブログへのアクセスは一定の割合で広告収入という形で運営者に利益をもたらしてくれます。
そしてブログが朝ドラネタを扱う時、そこに広告が貼られていない状況を私は見た事がない気がします。
朝ドラを扱うブログの特徴?
朝ドラネタでアクセスを集める方法ですが、大雑把に3つのパターンが考えられます。
1つ目は、日々ドラマ放送後につらつらと感想などを綴る”追従系ブログ“です。ターゲットはドラマの内容を詳しく確認したい人や、他人の反応(意見)に興味を持つ人です。
2つ目は、ドラマのキャストやあらすじ、主題歌、脚本家、ロケ地などを網羅した”データベース系ブログ“です。公式サイトの情報やニュースソース(トピック)を一手にまとめた朝ドラマップ的な存在感です。
3つ目は、ドラマの展開を先取りして、その内容を克明に記した”ネタバレ系ブログ“です。克明は言い過ぎかもしれませんが、明日何が起こるのか?場合によっては1ヶ月以上先の展開を記事にしているブログも存在します。
ネタバレ系は仕込み型ブログであり、最終的にはパターン1・2を取り込みながら膨大なアクセスを稼ぐサイトに成長して行くようです。
ちなみに朝ドラを扱う全てのブログがこれら3つのパターンに当てはまるワケではありません。
「追従系+データベース系」とか「追従系+ネタバレ系」など判然としない形態が多々あるわけです。ただ間違いなく言えるのが、朝ドラファン限定(ターゲット)でブログを書く場合、ネタバレ系が最強でしょうね。
例えばこちらのサイトです。
「 朝ドラPLUS 」
更新頻度(先取り)、情報量、ユーザビリティを兼ね備えたファンサイトの代表格です。
_そしてここからが本題です。
そもそもネタバレ(先取り)記事って、どうやって書いているのか不思議じゃないですか?この疑問を検証してみたいと思います。
ニュース記事&テレビ番組表
公式サイトは基本的に本編と並行して情報を発信しています。せいぜい1週間分のあらすじがアナウンスされている程度です。
という訳でネタバレ記事の情報収集場所には向きませんね。まずは関連ニュースやテレビ番組表に目を向けるべきです。
ニュース記事なら、新キャストの発表や出演俳優の談話等が掲載される事がよくあります。また「とと姉ちゃん」のように実在する女性起業家(大橋鎭子)がモデルになっている物語では、”Wikipedia”なども有益な情報源になります。
史実と物語の整合性を計る上でとても参考になります。
「ニュース+テレビ番組表+Wikipedia」
このソースの組み合わせだけでも、最低1週間以上先のネタバレ記事を書くことが可能でしょう。私自身もそうやって朝ドラの記事を書く事が多々ありました。
ただ老舗のネタバレブログでは、物語序盤の段階で遙か先、第12週のあらすじが書いてあったりします!?
当初これには驚きました。
奴らときたら、何か怪しい方法で情報を入手しているのかと、、?
NHK公認ドラマガイドって?
私自身もかつて「マッサン」を欠かさず視聴しつつ、それこそ”追従系”の記事を更新していましたがアクセスは雀の涙でした。
それでも記事内で紹介した商品がたまに売れてAmazonから紹介料を貰える事はありました。アクセスは稼げないけど、一つ楽しみが出来たわけですw
ドラマ(マッサン)の記事では、DVDやサントラを良く紹介していました。そんな中、紹介していないのにチラホラ売れていく商品がありました。”NHKドラマガイド”っていう奴です。
Amazonの販売ページを見ると、あらすじなど情報満載のガイドブックとありました。へぇ~とか思ったんです。
後日レビューをチェックして衝撃が走りました。なぜなら「第12週までのあらすじが載っています」_みたいな感想が書いてあったからです。
「はっ!」
そういえば有名なネタバレ系ブログのあらすじも12週分先取りだった事を思い出し、まさかと思いつつ速攻で取り寄せた訳です。
ドキドキしながら「連続テレビ小説 マッサン Part1 (NHKドラマ・ガイド)」を読み進めました。すると第1週から12週までのあらすじ、それも結構詳細なものが本当に掲載されていたんです、、、おいおい嘘だろと;;
そこからの、なるほど~~~でしたw
「真実はいつも一つ」、コナン君の言う通りだったわけです。
ドラマガイドのメリット・デメリット
ネタバレブログの多くが、このガイドブック頼りに記事を書いているんだと確信を得た瞬間です。
(※NHKも案外商売上手ですね、あらすじを先行販売してブロガー(ファン)などを通じてネットで番組宣伝とは。)
私も早速ガイドブックから仕入れた先取り情報を元手に以下のような記事を仕込んでみたのです。書籍のコピペにならないように気をつけながら。
この記事は投稿後ジワジワとアクセスを集め始め、ドラマの内容が記事の内容に追いついて来る頃には最高で100回以上シェア(リツイート)され、ブログ開設以来最大のアクセスを叩き出す事に_。
5000pvまで計測出来るアクセス解析の計測がストップする日がしばらく続きました。
広告収入やAmazonの紹介料も跳ね上がり、これに味をシメた私はそれ以降もガイドブックからネタを拾って記事を投稿するようになりました。当然ですね!
狙い通りアクセスはグングン伸び、束の間喜びましたが思わぬ弊害に見舞われる事になります。それまで楽しみに視聴していた「マッサン」が何だか急につまらなくなってしまった事です。
記事を上げるほど展開の知れた朝ドラを見るハメになる、そんな悪循環に陥ってしまいました。私の場合アクセスアップや収益の伸びが思った程記事を書くモチベーションに直結しないという事に気が付きました。
この方法論は自分には向いていないと悟った次第です。
_という訳で「マッサン」以降ガイドブックの購入・閲覧は止めにしました。朝ドラネタは今でもちょくちょく書きますが、純粋なネタバレ系の記事はほとんどありませんね。
自分自身が感じた疑問(憶測)や感想を書く程度が丁度いい感じです。
※ガイドブック(マッサン)は通常2部構成で、Part1には第12週までのあらすじ。Part2には第22週までのあらすじが載っていました。あらすじ以外にも、出演者同士の対談や撮影秘話(舞台裏)、ロケ地の紹介、主題歌の楽譜など盛りだくさんの内容になっています。価格の割には薄っぺらい冊子ではありますが。
価格:53,352円 |