マッサン40話までのエリーのセリフの変化?日本語の上達具合
2017/09/04
野々村家の姉妹の可愛さにほっこりする日々が続いています。幸子が後妻の由紀子を「お母さん」と呼べる日は来るのか?最新41話はまだ見ていませんが、もう呼んじゃたかな?
エリーが提案した誕生日パーティーが、野々村家と亀山家の運命をどう変えて行くのか楽しみです。エリーを起点に連鎖する”一期一会”がマッサンの夢を後押しして行くわけです。
日本人女性ですら敵わない「内助の功」がそこにあります。
鴨居の大将もそういうエリーの素直さに惹かれているんだろうなって。そんなエリーが選んだ男、亀山政春もまた然り_と納得するしかありません。
朝ドラ初の外国人ヒロインに、ここまでのめり込むとは、、、
エリーのカタコトの日本語や、その眼差しに教わる事も多いですしね。
ただ…ちょっと気になる事が。
エリーの日本語が上達というか…
最近マッサンを見ていてふと気が付きました。それはエリーの日本語のボキャブラリーが増えたことで、以前より複雑な意味合いの会話をなんなくこなしていると言うこと。
進歩の速度は別に問題じゃないとして、イントネーションの部分でちょっとわざとらしいと感じる部分が出てきた感じ?
「マッサン、〇〇だね~」とか、「そうじゃないよ~」とか、「〇〇でしょう~」_というような語尾の部分。外国人タレントのよくやる尻上がりのイントネーションです。
他人に対して感情を荒らげる場面で必ず語尾があがっています。最初の頃はそれが良かったんだけど、日本語に対する理解力がすこぶる向上した現状ではもっと違った表現があっても良い気がします
ドラマ的にまだ外国人らしさとして必要な演技なの?
まあこいう感情こそが、エリーに対する期待の現れなんだとは思います。
エリーを演じる女優・シャーロット・ケイト・フォックスですが、オーディション段階ではまったく日本語を話せない状態だったそうです。しかしセリフの意味を教えると、ずば抜けた演技をしたといいます。
凄く勘がいい人なんですね。
シャーロット・ケイト・フォックスの日本語力がエリーを抜いた?
そこでちょっと心配なのが、現状でシャーロット自身の日本語能力がエリーを大幅に抜き去ってしまったであろう点です。平行して成長していた頃では、それが演技を超えた所でリアリティになっていましたが_。
しかしある時点からはエリーに合わせてちょっと拙い日本語を使う必要が出てきたのではないかと危惧しています。これは自分自身の中でエリーという役柄を客観視し、進行に合わせて育てて行かなくてはいけなくなった_という事になるのです。
セリフの大部分で演技の要素が増えれば、感情表現の部分でわざとらしさが出てもおかしくない。ここからの日本語の扱いは、シャーロットにとって非常に難しいモノになるかも。
彼女の女優としての真の演技力を観るのはこれからなのかもしれません。
関連記事シャーロット・ケイト・フォックスのセリフ(台本)の覚え方
連続テレビ小説 マッサン 完全版 Blu-ray BOX1 【Blu-ray】 価格:9,849円 |