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【とと姉ちゃん】新キャスト!真野恵里菜演じる早乙女朱美と常子の関係?

      2017/09/15

とと姉ちゃん第7週の平均視聴率は22.9%でした。第6週からちょい下がりましたが絶好調と見て良さそうです。

とと姉ちゃんの物語を3部構成で考えた場合、第8週までが第1部という感じでしょうか。

いよいよ常子が女学校を卒業して職業婦人として新たな一歩を踏み出す時です。次女鞠子の大学進学を手助けする為になにがなんでもお金が必要。

常子は当時女性でもしっかり稼げる邦文タイピストという職業を目指します。

元ハロプロ・真野恵里菜登場

第8週から登場する新キャスト、真野恵里菜さん演じる早乙女朱美とは何者なのか?

早乙女朱美はタイピストとなった常子の職場の先輩ですが、ちょっと意地の悪い性格のようです。何より常子のタイピング技術を信頼しておらず、仕事をなかなか与えません。

仕事に厳しく、タイピストとしてのプライドも高い。

ただ常子に対する態度の裏には、男社会特有の理不尽さがあるに違いありません。

一見して真逆のタイプの人間と友達になるのが得意な常子ですから、早乙女朱美ともいずれそうなる予感がします。

真野恵里菜 女優としてブレーク必至!?

シングルV「乙女の祈り」 [ 真野恵里菜 ]

価格:1,458円

真野さんは、1991年生まれの25歳。

元ハロー!プロジェクト(ハロプロ)メンバーで、2013年に卒業。

ハロプロ出身アイドルとしては、異例の出世株でドラマや映画など女優業で高い評価を獲得。

ソロアイドル時代はデビュー・シングル「乙女の祈り」が初登場5位、その後もコンスタントにTOP10入りするもソロ歌手として目立ったブレークは起こらなかった。

ちょうどこの時期はAKB48の隆盛期と重なる。

地上波ドラマ初出演は堤監督の「SPEC」。

人の心を読む能力者・サトリ役がドハマり。単純明快なアイドルキャラと能力発動に絡めたダンス(振り付け)がまた可愛いと話題になる。

その後もドラマ「みんな!エスパーだよ!」を皮切りに、「ヒズミ」 「新宿スワン」 「ラブ&ピース」 「リアル鬼ごっこ」と園子温監督作品に連続出演。

アイドル的ビジュアルは彼女の強みですが、元アイドルらしからぬ幅広い役柄を演じ女優としての評価を積み重ねているようです。

叔父鉄郎の借金と「KT歯磨き」の由来

トラブルメーカーとして定着しつつある、常子の叔父・鉄郎。
チンピラ相手に150円の借金があることが判明します。現代の価値に換算すると50万円前後の借金です。

_そんな逃げ回らなくても真面目に働けば2~3ヶ月で返済出来る金額なのに、彼ときたらなんとか楽してそれを手に入れようと目論んで森田屋から姿を消してしまいます。

常子の歯磨きビジネスは最終的に頓挫しますが、ここ最近では一番面白いエピソードだったと思います。

ご存知かと思いますが「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)さんの生涯がモチーフになっています。

今回の「KT歯磨き」も史実に基づいたエピソードだったようです。

大橋さんも「OC歯磨き」を開発しますが、常子と同じくチューブの破裂という失敗に見舞われています。原因はチューブのアルミと歯磨きに含まれる物質(原料)が化学反応起こしてガスが発生した為です。

しかしここで諦めたりはしません。容器を陶器製に改良しそこに歯磨きを詰め商品化します。しかしその後、大口出資者が事業から撤退したことで歯磨きビジネスは終了します。

処方箋の肝の部分は、歯槽膿漏に悩んでいた大橋鎭子さんの母・久子さんが病院で教えてもらって大橋家で試作したようです。

※OC歯磨き・・・Ohashi Cizuko(大橋鎭子)に由来します。(原料は薬用石鹸、グリセリン、ミントなど)