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石川佳純が世界卓球ベスト4進出!準決勝はリー・ジャオっていうオ○サンだけど…

      2017/03/13

2015ITTF女子ワールドカップ仙台で、石川佳純選手がリュー・ジャー選手(オーストリア)を4-2の逆転勝ちで下し準決勝(ベスト4)進出を決めました。

ゲームカウント1-2とリードを許した第4ゲーム、20回を超える緊迫したラリーすら相手に譲りませんでしたね。

今大会ですが、以下の3選手の名前が非常に似ていてちょっと混乱してしまいます。

リュー・ジャー /LIU Jia (オーストリア)
リー・ジャオ /LI Jiao (オランダ)
リー・ジエ /LI Jie (オランダ)

ニュースサイトによっても表記に揺れがあり戸惑います。こちらの記事では、2015ITTF女子ワールドカップ仙台大会 の公式サイトの表記を使用しています。

リー・ジャオ大金星、朱雨玲撃破

似たような名前を含め、え~と今日は色々混乱しています。

リー・ジャオ選手が準々決勝で世界ランキング3位・朱雨玲選手(中国)を4-2で撃破したという事です。この情報を目にした時はちょっとゾッとしました。

リー・ジャオ選手といえば、若い頃は中国のナショナルチーム入りを目指していた強者で、21歳の時に一度現役を引退。
その後、コーチなどを経験し2005年にオランダ代表として表舞台に返り咲いた人です。

これだけ聞いてもちょっと特異な感じがしますよね。

だって40歳を超えてなお世界ランク17位というポテンシャルの持ち主です。どうやら準決勝で石川選手とぶつかるようです。

「嫌な予感…」

私がリー・ジャオ選手の試合を初めて見たのは去年のJA全農世界卓球団体戦でした。しかもその時の対戦相手が石川佳純選手でした。

当時無敗で日本チームを牽引していた石川選手に初黒星をつけたのが、このリー・ジャオというオバサンだったわけです。

動きも特段キレキレという感じではありません。それでいてスピード感のある卓球をします。

いや単に速いとかパワーがあるという以上に、「難しい球」を執拗に繰り出してきます。戦うというよりは、苦しめる。

JA全農世界卓球団体戦では、石川選手が0.1秒の世界で反応しているとして、リー・ジャオ選手は1秒かけてじっくり考えて打ってくる?

そう思えるほど球を長く良く見極めている印象を受けました。

希少なペンホルダーも相まって独自の境地に達したスタイルは、対戦相手のリズムを狂わせるようです。

相手の良いところを引き出した上で倒しに来ますからね~精神的なダメージは計り知れない。ここがアナタの弱点だよ、そんなコーチング要素のある卓球なのかもw

勝利以上に、卓球そのモノにこだわってる感じが好きです。

今大会で朱雨玲を倒したと知って、正直またやりやがったなとw

オバサンの懐の深さに、まだまだ若い石川選手がどう立ち向かうのか楽しみです。

世界卓球2014 女子決勝「日本 VS オランダ」

※動画の35分辺りから、第2試合「石川vsリー・ジャオ」となります。