土井善晴が怒り新党で披露した実践的レシピが凄かった!
2017/09/10
11日放送の「マツコ&有吉の怒り新党」の”新・3大〇〇”で、料理研究家の 土井善晴 さんを取り上げていました。土井さんに一体どんな調査要素があるのか?
今回はちょっと期待出来ないな~と思いながら見てました。
テーマは料理番組における「土井善晴の放送時間の見事な使い方」です。要するにあまり手間のかからない簡単な料理を、いかに放送時間を使いながら調理するかっていう所。
そこには土井さんをはじめ、アシスタントの方の意外過ぎるサポートがあったわけです(笑)。
スクランブルエッグは西洋数字の8の字を書くように?
土井善晴さんの出演する料理番組は、15分で一品仕上げるのがお約束です。
ここは怒り新党の目の付け所の面白さだろうけど、たまごサンドの作り方でここまで笑えるとは思いませんでした。放送時間の大半を使って、手鍋で溶き卵をかき混ぜてスクランブルエッグを作るわけです。
弱火でひたすら八の字を書くようにゴムヘラで卵を丁寧に混ぜ続けます。この回はオジサンアナウンサーがアシスタントでした。名前を忘れてしまったので”オジサン”_とします。このオジサンが時折料理の解説をする土井さんに強引に絡んで行くわけです。
土井さん:「卵を混ぜる時はこうやって8の字(∞)に混ぜるのが一番効率がいいんです」
オジサン:「 西洋数字の8ですね? 」
そうきたか。
西洋数字っていうか、アラビア数字だけどなってツッコミそうになったけど。
オジサン、一生懸命仕事し過ぎです。手持ち無沙汰からでた一言にしては面白すぎましたw二人共超真顔で、余計吹きそうになりました。
その後も丁寧にスクランブルエッグを作る様子が延々続くわけです。
なんてシュールな映像なんだ。
「塩おにぎり」のレシピでは、1分以上かけて入念に手洗いする土井先生。するとアシスタンのおじさんも「私も!」と後に続いてしっかり手を洗い始めます。
手持ち無沙汰の極地だなと思いましたw
「鶏のから揚げ」も面白かったけど、「スクランブルエッグ」がピークだったかな。「たまごサンド」は大トリに持ってきても良かった気がするほど傑作でしたよ!
※漢字の八の字でもおそらく同じ動きが再現出来ると思われるw
土井善晴のレシピは結局分かりやすい!
土井善晴さんの解説はマジで凄いよ。レシピがシンプルで無駄がないから分かりやすい。これなら番組を見た後ですぐに実践できるレベルだなと思いました。
料理初心者がどんな部分でつまずくのかよく分かっていて、きちんとその部分を解消しながらレシピを展開しています。
マツコも驚いた「鶏のから揚げ」のレシピ!?
レシピとして最も驚いたのが、鶏を揚げる時の油の温度。
普通180℃程度の油に具材を投入するのが一般的です。ところが土井さんのやり方は火をつける前の油に鶏肉を入れて、後から点火(加熱)するという方法でした。
こうすることで肉を焦がさずに鶏肉の中にじっくりしっかりと火を通す事が出来るそうです。へえ~っていう感じでした。
油の温度が上がる時間も節約出来て案外いい方法かもしれませんね。とんかつとかでも応用出来そうなんで今度やってみようかな。
今回の”新・3大〇〇”は、
- 2013年4月11日 「きょうの料理」
- 2014年10月30日 きょうの料理」
- 2007年5月5日「おかずのクッキング」
_からの紹介でした。
土井さんのキャリアを考えれば、まだまだ面白レシピがありそうだから第2弾に期待が持てます。怒り新党がこのまま放っとくとも思えないし。
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