大森靖子がmusic japanで熱唱!した「マジックミラー」動画の感想~
2017/09/14
7月15日にリリースされた大森靖子の「マジックミラー」MusicClipが想像以上にいい。3日放送のNHK「Music Japan」でも貫禄十分のパフォーマンスを披露してくれました。それになんだか大森さん、とっても聴きやすくなったな~という印象です。
大森靖子「マジックミラー」MusicClip (Youtube)
心地よいメローディーラインと、オブラートに包まれている事を感じさせない劣情を伴った女子特有の視点からの世界に魅了されます。安易にチヤホヤされたい女の本音をエグって見せるあたり、さすがです。
マジックミラーの歌詞で、
「絶対安全ドラック」
「この歌 あたしのことうたっている」
「気持ちいい」
_ってところ。理由もなくあざとく感じますね。彼女にハマる〇〇達がどんな言葉を欲しがっているのか、全部お見通しなのかな!?
大森靖子自身を含む全ての”あたし”に向けられた尊さで溢れている。
マジックミラーのMusicClipで、AV撮影に挑むだろう若い女性が出てくるんだけど。なんて皮肉だよ、大森靖子より遥かに可愛い。
そんな彼女の女子力ピンクも砕け散ってしまう事になるのか。
ピンク格差が甚だしいよねって、本音は惨めだよねって言っているみたいに。
でも人生には続きがある。
「君が蹴散らしたブサイクでボロボロのLIFE」…っていう歌詞が泣けてきます。
砕け散った孤独の為だけに光る(歌う?)アタシの有名(夢?)。
打算に満ちたピンクの残骸だって美しいと歌っている。ここに自身の現状を肯定的に捉える意識改革というか、閃きにも似た感性が絡んでくる。
大森靖子だってない袖はふれないし振らずに頑張ってるはずだ。この歌はみじめな自分という所からスタートする物語ではあるけど、人生には”惨め”にすら到達できない不幸があると思えばなんのその。
人生真剣に生きてこその惨め、、、と私は受け取りました。
どこかで砕け散った誰かのLIFEは終わらないし、鏡が出来るくらいキラキラしているんだ。
そこに触れてくれるのは決して大森靖子だけではない。アタシもいつかそうならなくてはいけない。もう一度輝きたいならアタシも砕け散った誰かのLIFEをかき集めなくては_って事になるのかな?
言葉に無駄がない嘘がないと感じさせる?
他人から言われたい言葉がある?
たった一人の誰かに向けて歌えば十分だと知っているし、みんなにもそう教えてくれている。
「この歌 あたしのことうたっているから気持ちいい」、、、なるほど。オッサンでも理解可能なレベルであたしにとって”大森靖子”は心強い味方なんだと悟るわけだ。
嬉しいとか、悲しいとか、寂しいの深い所までリサーチが行き届いた言葉には説得力がある?
もちろんそう、でも裏面の歌詞の意味についてもぜひ考えたい。
そういう自分の姿をマジックミラーの裏側から覗いてみたらどう映る?この世界じゃそんな言い訳は通じないよっていう手厳しいメッセージも聴こえて来るはず。
「大森靖子 ブス」と検索する心理?
彼女は見るたびに顔の印象がガラリと変わる?結構可愛く見える時もあるし、そうでもない時もままある;;
私自身、大森靖子にはちょいエロの魅力を感じている。過去記事では、可愛いとブスの間にあるグレーゾーンを好む男は案外多いと。そこに彼女はドンピシャでハマると書いた記憶があるくらい。
それこそまさに彼女の思う壺かもwたとえ一瞬でも可愛く見えたなら”あたし”の勝ちって仕組みになっているだろう。それが勝負の世界だ!
このブログに「大森靖子 ブス」と検索してやってくるような人が仮にアンチな存在だったとしても、やはり心を揺さぶられてしまっているに違いない。
ご愁傷様です。
3日のMusic Japanでは、大森靖子がアイドルグループの抱える悩みに答えるトークコーナーがありました。すこぶる感情を前面に押し出す歌の世界観とは違って、大森さんとってもナチュラルな話し方をする人でした。
これが正解だよなって思った次第です^^;
冒頭の、”劣情を伴った女子特有の共感型の詞の世界“_はあんまりだった。
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