楽天の激安ドリップコーヒーは本当においしいのか?澤井珈琲とCAFE工房飲み比べた結果~
2017/08/23
毎日5杯以上のドリップコーヒーを消費する私ですから、自然とまとめ買いする感じになってしまいます。
本当は小分け(10~20杯)で買って、色んな味を楽しみたいと思うのですが費用の面で割高になります。
最近は楽天市場のコーヒーショップから、お試しセットを選んで購入することが多くなりました。
その中で、値段もお手頃で味もそこそこという商品がありましたのでご紹介します。
澤井珈琲のお試しドリップコーヒーはコスパ重視?
ドリップコーヒーを大量消費する私は、一度に100~200杯分を注文する事が多いです。
小分けにされたドリップバックは味わいでレギュラーコーヒーには劣りますが、粉の量を調整する手間がなく、保存面など扱い易さが気に入っています。
楽天では本当に信じられないくらい安価な商品もあるわけですが、正直そこまで美味しいと思えるモノに出会った事はないですw
普段使いとして美味しく飲めるレベルというのが自分の中にあります。それは、、、
1杯あたりのコスト=50円以上です!
(※ドリップバック、レギュラー共に。)
まあ缶コーヒー(無糖)の値段を考えれば、間違いなく安価です。ただ毎日ガバガバ流しこむ私には、1杯50円でも正直割高です。
そこで目をつけたのが、初回限定のお試しセットです。
安いショップでは、100杯入りのドリップコーヒーが2,000円前後(送料無料)で販売されています。ただしそのほとんどが初回限定、お一人様一回_という条件付きが多いようです。
1杯あたりのコスト20円ですから、普通に考えれば飲めたもんじゃありません。
しかしこのお試しセット(フロントエンド商品)は、利益より新規顧客開拓の意味合いが強く思わぬ当たり商品に出会うこともあります。
もちろん単純に安くて不味いパターンの商品もありますが。
楽天で人気 澤井珈琲のドリップコーヒーの特徴
【澤井珈琲】送料無料 コーヒー100杯 選べる3種ドリップコーヒー 価格:2,039円 |
私が複数回リピートした澤井珈琲ではこちらのお試しセットが人気があります。
- ライトブレンド(30杯)
- マイルドブレンド(30杯)
- ビターブレンド(30杯)
- グァテマラデリシャス(10杯)
※1杯8g。商品説明と紹介しているアイテムが異なる場合があります。
こちらのドリップコーヒーですが、限定された安価なコーヒー豆のブレンドで3種類の味を作っている感じでした。
う~ん、グァテマラデリシャス以外は明確な味の差は感じられず、マイルドブレンドに少々甘さがあるかなといった感じ。とにかくどの種類も酸味に欠けます。
このあたりの味を期待して購入すると間違いなくがっかりするはず。酸味を嫌う人も多いわけですが、私には理解できません。
実際販売ページを見ても、酸味については一切触れられていません。
決して飲めない味ではないものの、味の感想を問われると答えにくいモノがあります。
もう少しコーヒー豆の個性が感じられれば良かったのですが、まあ値段なりという事です。
逆にキリマンジャロ系の酸味が苦手な人なら結構おすすめかも。
1杯20円というコスパを考慮すれば十分合格点のコーヒーでした。ただね、さすがに飽きました。
※安いドリップバッグは香りはそれなりでも、味に雑味を感じてしまう商品が多いです。
お試しセットならカフェ工房がオススメ!
私がコスパ重視でオススメしたいドリップコーヒーは、カフェ工房のお試しセットです。
【全国送料無料】初回限定!ドリップコーヒーお試しセット【海外配送可】 価格:1,980円 |
- キリマンジャロ(10杯)
- ヨーロピアンブレンド(10杯)
- ブルーマウンテンブレンド(10杯)
- ブラジル・ブルボン(10杯)
- パナマ・バルマウンテン(10杯)
- マグドリップ(10杯)
~世界のドリップコーヒー旅行(合計10杯)~
- キリマンジャロ(2杯)
- マンデリングレード1(2杯)
- ルビーマウンテンブレンド(2杯)
- モカ(2杯)
- ゴールデンブレンド(2杯)
※注文時のタイミングによってセット内容が異なる場合があります。2016/4/16時点では、「世界のドリップコーヒー旅行(合計10杯)」が「カフェインレス コロンビア・ブラジルブレンド(合計7杯)」に変更されています。また、お試しセット自体が販売されていない事もあります。
カフェ工房のお試しセットは初回限定とはいえ、1,980円で10種類のドリップコーヒーが楽しめます。合計70杯は先ほど紹介した澤井コーヒーより若干少ないですが、その分味の格差が楽しめるでしょう。
なぜなら本来、3,840円で販売されているセットだからです。
コーヒー豆も1杯あたり10~12g_とたっぷり使用されています。
グァテマラ以外あまり味の違いを感じられなかった澤井コーヒーのお試しセットと比べて、香りや苦味、酸味や甘みが十分堪能できます。
お手軽に手に入るコーヒーの割にちょっとリッチな味が堪能出来ます。
キリマンジャロやパナマ・バルマウンテンはしっかりと酸味が感じられ、ああコーヒー飲んでるな~って気分になりました。それ以外の種類もそれぞれ豆の特徴がしっかりありました。
2杯しか入ってないモカが想像以上に口に合いちょっと悔しかった程です。
この値段(コスト)でここまで美味しいと感じたコーヒーには初めて出会った気がします。
(※通常価格だと1杯あたり50円なので、もうすこし他のショップの商品もチェックしてみます。)
あとお湯の量ですけど、こちらは1杯あたり140ccを推奨しています。でも個人的には、150~160ccくらいで丁度いい感じ。それくらいしっかり味が出ます。
※ドリップパックもちゃんと蒸らしをやらないと、美味しく飲めません。
こちらの画像はあえて180ccのお湯を注いで試飲したものです。体調がイマイチって場合、濃い目だとキツイのであえて味をボカして気分重視で淹れてますw
※色味がわかるように透明なグラスに注いでいます。
薄くて苦いだけのドリップバッグを美味しく淹れる方法
コーヒー豆のポテンシャルが低いと通常の入れ方ではまったく味がでない場合があります。豆の鮮度が古いなど色々な理由があるかとは思います。
1杯20円程度のドリップバッグでは、注ぐお湯の温度が物を言います。
通常であれば90℃前後のお湯を注ぎますが、ポテンシャルが低い豆では思い切って80℃前後でゆっくり蒸らして、超ゆっくりお湯を注ぐ_という具合にやります。
若干ではありますが、コクや旨みが出てくる場合があります。
これを良い豆でやると、過剰にコーヒー豆の油脂成分が出てしまってしつこい味になったりするので難しいです;;
※低温のお湯で…安価なドリップバッグが美味しくなる_という情報は個人的な見解になります。
澤井コーヒーもカフェ工房も楽天では人気の高いコーヒーショップですから~
この記事だけ読むとまるで澤井コーヒーが品質的に下のように感じるかもしれませんが、今回はおよそ2,000円という価格のみにフォーカスして商品を比較したに過ぎません。
仮に1杯20円以下というコストにフォーカスした場合、品質的に澤井珈琲を超えるショプを探すのは大変です。
しかも澤井には、安価なドリップより遥かに美味しいレギュラーコーヒーもありますしね。
ある日のドリップバッグデイリーランキングをチェックしてみると、1・2・4・5・6・7・9位が澤井珈琲Beans&Leafという状況です。
3位 加藤珈琲店、8位 ブルックス、10位 よろずやマルシェもコスパが良く健闘していますが...。
澤井はセールスレターの作り込みも他のショップを凌駕しています。この点もランキング上位の理由の一つだとは思います。
良くも悪くもとってもマメにセール情報(メルマガ)が届きますので^^;
しかも店長のイラスト入で、お買い得情報をかなり熱く語ってきます。それはもう洗脳レベルなのでは?って思えるほどw
実際安いし、ポイント10~20倍なんて日常茶飯事となれば、この勢いも頷ける訳です。
このように安価に美味しいコーヒーが飲めるのは嬉しい限りですが、過剰な安売り競争が続く事で将来的に品質が落ちていくような気がして心配です。
1杯あたり20円以下って世界はいつまで続くのか?
※重要・・・コーヒーは食品です。購入時期によって当たり外れがあります。同じ商品を何度もリピートしていると分かります。処分品などとくに、豆の香りがあっという間になくなってしまう事も_。あと最近思うのが、この価格帯の商品ってどこも味がほぼ一緒?そういう安価な豆が業界に流通してるのかもしれませんね。
(※もうパッケージが違うだけかもしれないw)