ジョッパリ・ワールド

マッサン54話 マッサンとエリーの後ろ姿がベストショット!

      2016/06/18

マッサン第9週、最終54話の二人の後姿、、、一番ジンと来た。

政春の兄貴分で亀山の蔵人(くらびと)、俊夫(八嶋智人)が試験醸造で仕込んだ酒をエリーにもたせてくれました。

意気揚々と大阪に帰る二人の後ろ姿に複雑な感情が芽生えます。

夢の始まりは試練の始まりでもあるからです。

マッサンは史実に基づいた物語です。

だから書籍やネットの情報を調べる事で今後の展開の大筋を知ることが出来ます。

先回り出来る面白さ、辛さがあるわけです。

エリーには流産という悲劇が待ち構えています。でも54話の二人の後ろ姿からは希望しか読み取れません。

早苗や欣次郎の本心がハッキリした 第9週

54話ではついに早苗(政春の母)の
エリーに対する本心が聞けた気がします。

「あんたなんで外国人に生まれたんじゃ」
「なんで日本人に生まれなかったんじゃ…」

そう言って目に涙をにじませる早苗の姿がありました。

「この娘が日本人だったなら、どんなに良かったことか。」

「心のそこから二人を祝福してやれるのに…」

そんな悔しさすらあったでしょう。

エリーの夫に対する献身は日本人女性に引けを取るものではなかった。この時代、外国人は異人さんなどと呼ばれ腫れ物扱いです。

それこそ”触らぬ神に祟りなし”_といった存在だったかもしれません。

いつの世も時代のうねりに逆らって生きる事は辛い。

史実では竹鶴リタ(エリーのモデル)は、戦時中は敵国のスパイなのでは?_とありもしない容疑をかけられる事もあったといいます。

鴨居の大将最高

亀山家に旬の紀州みかん10箱と挨拶状をよこした鴨居欣次郎。

浪速の商人の心意気。

鴨居商店として政春を迎い入れる事への喜びも感じた。親としても我が子がここまで歓迎されて悪い気はしない。

この気配りにその人となりを見るに違いない。

そして欣次郎のウイスキーへの投資が単なる金儲けの為でない事も伝わる回でした。

西洋の素晴らしい文化であるウイスキー。日本はそれを受け入れて、もっともっと豊になって行かなくてはいけない。

マッサンの信念は、スコットランドのウイスキーを日本でありのまま再現すること。欣次郎の思惑は、まずはウイスキーの存在を世に知らしめること。

技術者と商売人の考え方の違いこそあれ、ウイスキーへの情熱はひとまず一致したわけです。

ウイスキーに求める未来?

マッサンと欣次郎は出会うべくして出会い、別れるべくして別れる運命です。それこそまさに「ニッカウヰスキー」と「サントリー」という2つの個性の証明だったのです。

この決別は当時としては”悲劇”だったのかな…?