ジョッパリ・ワールド

マッサン第8週の展開?父危篤の電報は嘘だった?

      2016/05/11

第7週最終42話で政春に1通の電報が届いた。その内容は_

「チチ キトク スグ カエレ ハハ」だった!?一瞬で政春の表情が凍りついた_。

この電報を受取る場面、今どきの人であればいくつかの疑問がなかっただろうか?なぜ文面が”カタカナ”だけなのか?文章の区切りが変などといった疑問。

マッサンの時代の電報の仕組み

きちんと調べたわけではないけど、当時の電報の仕組みはこんな感じだったと思われる。

1.的確な内容を示す短い文章を郵便局に持ち込む。
2.受け取った文章は モールス信号 に変換して相手方の住む最寄りの局に送信される。
3.最寄り郵便局で再び文章に変換し直す。
4.指定された住所に電報を届ける。

このような流れがあるが、文面がカタカナのみの理由 は、利用するモールス信号のパターンを少なくし仕組み自体を簡略化するためだったと思う。漢字や記号まで信号化する場合の手間暇は膨大なモノになってしまいます。

ちなみにモールス信号とは「トンツー」とも呼ばれる。長短の電気信号を複数組み合わせて記号化したものです。

次に、変な所で文章が区切られる理由 です。一番の理由として通信技術の問題がそこにはあったようです。

モールス信号で長文を送る場合に、電気抵抗の負荷などにより途中で雑音(ノイズ)が入る事がありました。これは文章の欠落を意味します。

ノイズが入った場合、再度文章を最初から送信する手間がかかります。そういったリスク(手間暇)を回避するために、文節を短く区切り仮にノイズが入った場合でも短い言葉だけを再送信して復旧出来るようにしていたのです。

それに電気信号ベースで考えてみれば、区切りがなくつながったままの信号では読み取りが困難だったと想像できます。

あと稀だと思いますが、このような文章があれば誤解を招きます。

「ココデハキモノヲヌイデクダサイ」…これはどういう意味か?

「ここで、履物を脱いでください」でしょうか?

それとも、
「ここでは、着物を脱いでください」でしょうか?

言葉遊びのレベルですが、ない話ではありませんw

※当時の電報事情であり、現在のモノとは違います。

亀山政志は危篤は嘘?ただの腰痛だったw

“チチ キトク”の知らせに、広島・竹原の実家にとんぼ返りした政春。ところが父・政志はピンピンしていた。実は住吉酒造を辞めた政春を家に呼び戻すために母・早苗が嘘の電報を送っていたのだったw

住吉酒造辞めた真相や、その後のウイスキー造りへの思いを再確認する狙いがあったと思います。

ただ政志は、危篤ではなかったが腰痛で思うように酒造りが出来ない状態ではあった。政春が広島を出る前に相撲を取っていた頃が懐かしい。

そんな折、亀山酒造の元に県から新しい酒米を用いた試験醸造の話が舞い込む。しかし政志が動けない状態なので、俊夫や早苗はこの話に断りを申し入れようとしていた。

第8週から、政春の兄貴分である蔵人の俊夫(八嶋智人)が登場します。幼なじみの先輩_という設定のようです。

政志は政春に、試験醸造に取り組むよう指示します。ウイスキーから一旦離れて、実家にて酒造りが始まるようです。

俊夫は政春を「西洋かぶれのお坊ちゃま」と評し、ウイスキー造りに関しても「“絵に描いた餅”」_と切り捨てる。

早苗と犬猿の仲と言えるエリーに関しては、亀山の嫁ではなく”女中”という扱いで仕事を手伝う事に;;早苗と千加子の指導という名の「いびり」が再び始まりそうな予感。

酒蔵における蔵人とは?

酒造りの最高責任者を一般的に杜氏(とうじ)と呼び、その下で指示に従い働く者を蔵人(くらびと)_と呼ぶ。

現在は杜氏をたんに”工場長”などと呼ぶ酒蔵もあるそうです。これは酒造りにも近代化の並が押し寄せ、機械化が進んだことが原因と思われる。

もちろん昔から受け継がれた工程を守っている所もある。

現代では生産性も重要で、杜氏の経験と勘に頼るピラミッド型の人材形勢は案外難しいのかもしれない。

亀山酒造では、政志が杜氏だろう。

マッサン久しぶりの酒造り

ウイスキー造りに見放された政春にとって、実家に戻っての酒造りは新鮮な体験になるはず。ウイスキーへの思いも再燃するに違いない。