ジョッパリ・ワールド

コロコロコミック 全盛期並の発行部数は「妖怪ウォッチ」のおかげ?

      2017/04/17

漫画雑誌が年々売り上げ(発行部数)を落とし、休刊や廃刊に追い込まれるなか全盛期の勢いをいまだに保っている月刊漫画誌があります。

記事のタイトルにもなっているので、バレバレですか;;

それは、コロコロコミック_です!

1977年に創刊され全盛期1997年の発行部数は150万部でした。そして2014年現在、年末号で推定130万部が見込まれるといいます。

少子化だったり、若者の漫画離れと言った影響をほとんど受けていません。

そこにどんな秘密があるのか気になります?

コロコロ好調は「妖怪ウォッチ」効果?

コロコロといえば今人気の「 妖怪ウォッチ 」が連載中です。

2013年7月発売の「妖怪ウォッチ」のゲームソフトや、今年の1月から放送のアニメが発行部数の増加に一役買っているのは間違いない。しかしだからといって、その全てがコロコロに流れるなんて事は考えられません。

例えば、映画「エヴァンゲリオン」が大ヒットしたからといって、その原作が連載される漫画雑誌までバカ売れするなんてあるでしょうか?

コミックは別だとして_。

やはり雑誌が売れ続ける為には、雑誌全体として評価されないと厳しい。積み上げた面白さに対する評価、絶対的なファンが必要なんだと思うのです。

コロコロが売れる仕組み(明確なターゲット設定?)

私も中学生くらいまで友人が購入したコロコロを借りて読んでいました。友人は40代目前の現在も愛読中ですw

それこそ絶対的なファンの一人!

彼は例外っぽいですが、コロコロはそのターゲットを”小学6年生以下”_と明確に絞り込んでいるようです。

中学生になったら卒業して下さいと、サッパリ割り切った立ち位置を保っています。

少年漫画はとくに、読者も一緒に成長してくので雑誌のターゲットを確保し続けるのは至難の技だといいます。

見放されないように、マーケティングして頑張るわけです。

普通は幅広い層に読んでもらえるよう多ジャンルの作品を盛り込むことになります。

元来、子供の好きな世界観はとてもシンプルなモノです。

「妖怪ウォッチ」に限らず、「ポケモン」や「パズドラZ」も現代的デザインやトレンドを取り込んでいますが、こと物語のテーマに関しては何十年と使い回されてきたモノだと思います。

ビックリマンのシール集めが、メダル集めに変わっただけ?_という見方も出来るのです。繰り返されるフォーマットが幼い子供だからこそ通用しているわけです。

常に漫画初心者を相手に作品を提供する強みです。

ダーウィン的に進化を求められる他の漫画雑誌とは違って生存競争がない。

小学6年生以下だけをターゲットに、“ガラパゴス化”したコロコロコミック。進化することだけが生き残りの手段ではない事を教えてくれます。

書店でその姿を見かけただけで、ちょっと懐かしい気分になってしまいますw

ただ、大人になるとこっちの”コロコロ”の方がより必要になりますね。

コロコロで面白かった漫画作品

  • ゲームセンターあらし /作:すがやみつる
    連載期間:1979.08~1983.10
  • ビックリマン /作:竹村よしひこ
    連載期間:1987.01~1990.08
  • ダッシュ!四駆郎 /作:徳田ザウルス
    連載期間:1987.12~1991.04
  • 妖怪ウォッチ /作:小西紀行
    連載期間:2013.01~(大人気連載中!)

※コミックボンボンの「プラモ狂四郎」なども最高に面白かったです!